2019年6月16日日曜日

測定料金の改定

黒姫駅前みんなの測定所です。
甲信地方も梅雨入りしました。
ときどき強い雨風もあります。
みなさま、お足元や農作物の管理にはお気を付けください。

今シーズンより予約制での測定を開始しました。
測定受付は毎週月曜日10時~13時
ですが、前日の17時までに、メールまたは電話にてご予約をいただくことにしています。ご理解、ご協力をお願いいたします。

また、6月より食品以外の検体の測定は1検体につき1000円とさせていただくことにしました。食品の測定を基本としていますが、ご希望により土壌や灰など食品以外の検体もお受けしています。食品とは別に測定容器を準備しています。測定時間が長くかかる場合があること、洗浄や管理などを充分行う関係上の料金設定とさせていただきます。どうぞご理解をお願いいたします。


お願いばかりとなり恐縮です。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。


黒姫駅前みんなの測定所スタッフ一同

2019年4月18日木曜日

測定を予約制にします

 黒姫測定所をご利用いただいている皆さま、気にかけていただいている皆さま

日頃のご利用、応援、またブログに目を通していただきありがとうございます。
冬の休止期間を終え、今期も4月22日より測定を再開いたします。

今期より測定の申し込み方法が変更になりましたのでお知らせします。

1.測定日 4月22日~10月28日の月曜日10~12時 祝日はお休み
  予約制とします。

2.測定予約は 
メールkurohime.sokuteijyo@gmail.com
または電話 08014376065
で受け付けます。
①お名前
②連絡先
③検体は何か
を(日曜日)の17時までにお伝えください。

ご不明な点はメールにてお問い合わせください。
測定によって安心が得られることを目的としています。
今期もどうぞよろしくお願いいたします。

黒姫駅前みんなの測定所 スタッフ一同


2018年7月31日火曜日

8月は公開測定を休止ませていただきます

黒姫駅前みんなの測定所では毎週月曜日の公開測定を維持してまいりましたが、この8月は休ませていただきます。このところ測定依頼のない状態がつづいており、それぞれに多忙な(ボランティアの)スタッフが、ただ待機するだけの時間の浪費はやめようと考えた結果です。なにぞとご理解をたまわりますようお願い申しあげます。

とりあえず猛暑続きの8月はお休みをいただきますが、8月以降は当測定所の独自の活動もありますし、きのこの季節もやってまいりますので従来通りに測定依頼をお受けする予定です。

なお、休止期間中に緊急の測定をされたい方は事前にご希望をお寄せください。

2018年3月17日土曜日

4月16日、本年の公開測定開始

今年は東京電力福島第1原発メルトダウンから7年の節目、また黒姫駅前みんなの測定所が毎週月曜を公開測定日としてからも5年が経ちました。年月が経って、公開測定日に測定検体をお持ちになられる方は稀になっておりますが、私たちは今年も昨年同様に公開測定日を設けて放射能汚染をチェックしたい方々のご要望にお応え致します。また、何かしら気掛かりなことがありましたら、当測定所へお気軽に声をかけてみてください、お役に立てることもきっとあるでしょう。

さて私たちの測定所では公開測定日にお受けする検体のほかに、随時、スタッフが気になっているものなどを測定したり、毎年、町内の公共場所、ことに子供たちが多くの時間をすごす保育園や学校などの7区域の環境から、おおよそ20点近くの土壌を採取し、継続的に放射性セシウム濃度を測定することも行っています。その5年間のデータがどんなことを語っているかちょっとだけ紹介してみようと思います──


この図の縦軸は放射性セシウム合算地の濃度、横軸は福島原発事故からの経年で、数地点の年ごとのセシウム濃度と、事故時に環境へ撒き散らされた放射性セシウムが物理的半減期にしたがって減衰(一様で緩やかに減少している線)した場合の想定値を分散図にしたものです。物理的半減期の想定線にくらべると私たちが採取した土壌のデータは総体として減少の傾向が看てとれますが、個々にはかなりの乱高下があります。これはそれぞれの採取地点で小石や草木の根など混入物(異物は細心の注意で除いていますが)や採取深さのばらつきなど、実験室のように一様な環境で検体が得られないという制約からある程度は許容しなければなりません。しかしそれでもなお上昇傾向を示すものがあることに留意したいと思います、今日、環境半減期とか生態学的半減期に沿った結果であることも否定できないからです。

留意事項のもう一点は、半減期の短いセシウム134が相当の高汚染でないと通常の測定器では見えないくらいに少なくなっており、これから測定にひっかかるのはおおむねセシウム137、こちらは半減期が長いので目立った変化が表れなくなります。逆に言えば今の汚染濃度が今後もながらく続くということであり、環境での循環や濃縮のおこるところでは高まることはあってもなかなか下がらないと言うことです。そのような状況を見出すこともこれからの測定の視点として持たなければならないでしょう(yos)

2017年6月22日木曜日

2017年は10時から1時まで

福島原発事故から6年あまりで当時のことが記憶から希薄になってきていますが──

私たちの測定所にもちこまれる検体の数も年々減少して、昨今は公開測定日のために待機していても何もしないで帰ることも多くなりました。これが正直なところの現実です。しかし幸いなことに私たちの測定所は、機材や測定の場の提供に破格の好意を受けており、維持のために掛かる経費がほんとうにわずかなこともあって、こんな状況にもかかわらず今なお活動をつづけておられますし、その原動力となっていることのひとつに、私たち自身が測定をとおして多くのことを、また測り続けることの意義を学んできたことが挙げられるでしょう。
例えば私たちは自分たちの地元である町の公共施設などで土壌の放射能汚染濃度を毎年──町の担当部署の協力と好意も得て──20箇所近く測定し続けています。そして自分たちの町の汚染マップ、福島の原発事故による汚染の状況を知ると同時に、福島原発事故の以前から汚染されていた痕跡もみることができました。また人類の核開発の始まる以前のクリーンな状態もスペクトルを見ながら知ってきました。研究施設のような高精度な測定装置でなくとも測ってみて分かることは多く、こうして得た経験を私たちは大切にしたいと考えています。
そして私たちの町の位置する北信濃地方でもしばしば山菜(ことにコシアブラ)に見られる国の基準値超えが新聞に取りあげられたり、あるいは各地で産地偽装の絶えないことが報道されたりしてる今日です。この春から私たちの測定所でも状況とにらみあわせて測定受付時間を2時間ほど短縮したしましたが──しばしばご利用くださった方々にはダイレクトメールでお知らせしておりますように──測定依頼や相談に応じており、ご利用をお待ちしています(yos)

2016年5月2日月曜日

チェルノブイリから30年

あまり活発な広報活動をやっておりませんけれども 黒姫駅前みんなの測定所 は例年通り、山菜シーズンの到来に合わせて4月初めから公開測定を開始しております。どうぞご利用ください。

さて今年は原発事故による放射能汚染に震撼とさせられた1986年のチェルノブイリから30年の節目に当たっています。日本では九州の真ん中で今なお地震が頻発していることもあってあの大事故を思い起こしている余裕も無いかも知れませんが、放射能汚染は30年後でも決してなくなって仕舞ったわけではありません──例えばオーストリア保健・食品安全局は;
*25日(4月の)までに、チェルノブイリ原発事故から30年を機に同国の森などで植物、土壌などの調査を行い、イノシシ肉から最大で1キロ当たり4711ベクレルの放射性セシウム137を検出したと発表しました、これは同国の食品基準値の7倍超だそうです・・・日本の現行基準に従えば47倍。
*イノシシ肉39検体のうち全体の7割近い26検体で(オーストリアの)基準値を超えたことで、当局は「今なお事故のセシウムが土壌に残り、森の生態系に影響を与えていることが示された」と説明しています・・・セシウム137の(物理的)半減期は約30年ですが、当初の汚染の酷さも伺えますね。
と云うような状況を公開しています。オーストリアはヨーロッパでもチェルブイリに近く、またアルプス東山麓という立地(放射能プルームを受けた山岳の面や麓)は(長野)県下でも汚染の高い軽井沢や佐久地方と若干似たところがありますし、またこの測定所のある信濃町でも斑尾山東面で比較的高い汚染が見られるところも類似です。(yos)

2015年9月21日月曜日

茸シーズン到来

9月も下旬となり山里では秋の気配を意識するようになりました。そして秋といえば茸シーズンの到来です。茸といえば何よりも毒きのこを誤って食べないこと注意を払わねばなりません、長野県でも毒きのこ中毒撲滅月間に入って、注意喚起がなされると共に、保健所では茸に関する相談に応ずる体制がとられます──そんなきのこですが、東京電力福島第1原発の事故以来、毒きのこに加えて放射能汚染にも気を付けねばならなくなりました。

要注意のきのこは主に野生のものになりますが、長野県下では出荷制限を受けている地域もありますし、私たちの測定所のある信濃町でも、例年、放射性セシウムが合算で数十ベクレル前後の検出をみることもあって、野生きのこは要注意の筆頭になっていました。

そして今年はきのこがよく目に付く(つまり採取しやすい)ので予備調査を試みましたところ、可食・非可食を問わず数種が混在だったり、サンプルも少ないので断定的なことは云えませんが、国の基準値超えがありました。セシウム137に関しては福島事故以前の残存物の含まれている可能性もあり、これからスタッフの都合がつく限り広く調査したい考えているところです。こうした状況もふまえて、私たちの測定所からも野生きのこについて改めて注意喚起いたしたくおもいます。(yos)