2014年11月3日月曜日

それでも野生キノコにはご注意

またも連休の一日の測定所当番となりました。今回の連休は天気予報も芳しくなく──実際に北日本では雪模様のところもあるようですが──紅葉シーズンもそろそろお仕舞い、測定依頼も無い予感が・・・そして今日はそれが当たってしまいました。

ところで本日のツイッターに次のような投稿がありました:

「秋田県産の乾燥香茸を測定したところセシウム137を約1600Bq/kg検出しました セシウム134は下限値9.5Bq/kgで不検出ですので、福島原発事故由来ではないと推察されます 一般的な含水率で割り戻すと生の状態でも100Bq/kg以上あることになりますね」

これを書かれたのは 黒猫(横浜)と名乗っている方で、この方は長野県下のベクレルチェッカーズの連絡会に登場していただいた(我ら黒姫勢は Skype参加でしたが)ことがあって存じ上げておりますが、野生キノコの放射性セシウム汚染は、全国広く信頼できる測定が行われるようになると、東電福島のメルトダウン原発に近い地域だけでなく、各地から、このような実態が報告されるようになると思えます。先に富士山東山麓の野生キノコを測定した静岡県の例を紹介していますが、福島の事故現場から遠いからと云うことで他人事と考えず、機会があったら一度は身近な野生キノコの放射能濃度を測って見てほしいもの、予想外の現実が見えてく可能性があります(yos)

1 件のコメント:

  1. そういえば本文でもふれた県下のベクレルチェッカーズの会合が再来週に予定されていて、私たち黒姫駅前みんなの測定所が開催当番、そこでこの会合のゲストスピーカーとして〝放射性物質は究極の産業廃棄物〟と折に触れ発言されていらっしゃる産廃問題のスペシャィスト関口鉄夫さんにおいでいただくべく準備をすすめています。関心ある方はどうぞお問い合わせください。

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