2013年11月3日日曜日

放射能測定の確認試験に参加します

私たちの測定所でも下記のイヴェントに参加します。今年度の測定には此の成果を反映できませんが、これまでのたくさんの測定結果(400件を越えています)の確からしさを客観的に比較できる機会になるので期待をもって開始を待っています。


放射性セシウムを含む玄米試料を用いた
放射能測定確認試験の実施について
2013年10月23日

 (独)産業技術総合研究所(産総研)と(独)農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所(食総研)はこれまで共同で、放射性セシウム濃度を認証した認証標準物質の開発やゲルマニウム半導体検出器を対象としたU8容器、2 Lマリネリ容器を用いた技能試験を実施してきました。

 今回はシンチレーション式放射能測定器をお持ちの測定者の皆様が試料測定の妥当性(確からしさ)をご自分で確認できるように、放射能測定の確認試験を産総研と食総研の共同で実施いたします。本確認試験では濃度未知の試料を測定する技能試験とは異なり、参加者に放射能濃度をお知らせした上で認証標準物質(NMIJ CRM 7541-b)と同等の玄米試料を回付します。この試料を測定し、得られた測定値とお知らせした放射能濃度(参照値)を比較することで、測定の妥当性を確認できます。

 本確認試験は校正等の機器管理を行っているシンチレーション式放射能測定器を所有または管理している方を対象としています。本試験のプロトコルに示されたシンチレーション式放射能測定器の専用容器に充填した放射性セシウムを含む玄米試料について、セシウム134及びセシウム137の個別あるいは合算の放射能濃度[Bq/kg]を測定していただきます。

・確認試験の参加費は無料です。試料の輸送費(受取、返送とも)をご負担ください。
・試料回付については、各機種の販売元等試験協力実施機関より行います。
・参加いただける機種については、プロトコルに表示しておりますので、参加申し込み前に必ずプロトコルをご確認ください。
・募集受付期間は10月30日(木)から11月14日(木)を予定しております。先着順のため、定員を超えた場合、お断りすることがあります。
・確認試験の目的は放射能測定の妥当性確認ですので、装置の特性比較を目的とした参加は ご遠慮ください。

問合せ先:hikaku25-ml@aist.go.jp
産業技術総合研究所 計量標準総合センター 三浦、柚木
参加お申込みの方は、10月30日以降こちらをクリックして必要事項を入力後、送信してください。

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