2014年10月13日月曜日

黒姫山麓のナラタケ一件、取りあえずND

またも連休中にして颱風がここ信州にも接近中、ときおり雨催い・・・そんな中にもキノコの測定依頼がありました。 そのキノコは黒姫山麓の林間から採られたナラタケでしたがセシウム137のチャンネルにはカウントなし、セシウム134も測定下限以下(30分の測定で 5Bq/kg弱、つまりこれらは天然核種に由来するもの)と云う結果を得ました。

黒姫山麓(長野県信濃町)で放射能汚染の心配される食品のひとつが天然キノコ、此の結果に安堵いたしました。町内では比較的高い汚染傾向にある斑尾山産の天然キノコも測定してみたいところですが、なかなか検体が得られません。

今月初めの毎日新聞静岡版に、富士山の東山麓の市町村で国の出荷基準を超えた野生のキノコのことが報じられていました。静岡県のWebサイトからこの件のデータを見ると測定値の多くが福島原発のメルトダウン由来で無いことが窺えます──福島第一原発から関東平野を経て遮るものがないからと地元の一部の方々の見解もあるようですが──我らが信濃町の黒姫山にも中腹以上に福島由来でない放射性セシウム汚染が見いだされていますので、気懸かりなことですがこちらもなかなか検体が得られません(yos)

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